行政書士試験について(その2)

 今日は、記述式問題の対策について書きます。

 

 記述式問題は、1問目が行政法、2問目・3問目が民法で構成されています。

 

 まず、行政法は、昨年(平成27年度)は原処分主義、平成26年度は指定管理団体、平成25年は訴えの利益、平成24年度は形式的当事者訴訟、平成23年度は即時強制、平成22年度は事情判決、平成21年度は取消訴訟の認容判決の拘束力が出題されており、26年度・23根エンドを除き、行政救済法分野から出題されてます。そこで、ヤマをはるなら、この分野に絞ってもいいかと思います。

 また、出題内容は事例ベースで、キーワードにひとこと触れれて結論を書くという形が多いです(例えば、「~は、〇〇〇なので、×××できる(できない)」)。ただ、そのキーワードを使いこなすために、基本概念を可能な限り正確に覚えておかれた方がいいでしょう。

 

 次に、民法は基本的に条文の内容、基本的な概念の定義を書けるようにすれば十分です。

 

 もっとも、行政法民法も難易度が上がっている印象を受けますので、できれば択一式で可能な限り180点近くとることを目指すのをおススメします。。