Law Practise 民法Ⅰ No.27:物権的請求権

1.A→Bの請求

(1)Stg:所有権に基づく妨害排除請求 + 妨害予防請求

(2)Kg:①Aの所有権 ②妨害の存在(及びその危険)

2.Bの反論:Cの行為(=Bの行為でない) ⇒物権的請求権の法的性格と関連して問題

(1)物権的請求権は物の侵害者に対して物に対する支配を全うするために請求するもの

➡①原則:行為請求権(侵害者が費用負担)

②返還請求については、相手方が侵害状態を生ぜしめた場合でない限り忍容請求権にとどまる

(2)本件は返還請求でない →行為請求権

(3)Bが負担

3.A→B請求可

 

Law Practice 民法I 総則・物権編〔第2版〕

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