ぶろぐはじめます。

 数日前、今年の司法試験短答式の結果が発表されましたが、そこで合格点に到達しなかった友人から相談を受けました。さらに、昨日、法科大学院適性試験で思うような点数がとれなかった学部生からも今後のことで相談を受けました。

 

 この時期は、司法試験、予備試験、ロースクール入試の第一関門ないし前哨戦の結果が出て、悲喜交々と思います。

 来年の受験を考えている司法試験・予備試験受験生もいると思いますが、来年はあっという間に来ます。

 司法試験に関して言えば、今回、短答を突破した受験生の半数以上は来年のライバルとなりますが、そのうちの来年に向けてガチで勉強している人は決して多くないと思います。

 また、予備試験について言えば、短答合格者は論文に向けて勉強をしているでしょう。ここで、短答合格者と不合格者の差がついてしまい、それが来年の結果に反映してしまいます。

 さらに、法科大学院受験生にとっては試合はまだ始まったばかりです。

 いずれにせよ、休んでいる時間はありません!

 

 かく言う私も、司法試験の短答で1点差落ちを経験しています。そのため、この時期もやもやした気分で過ごしている方の気持ちは少しは解るつもりです。

 元来、内向き志向で、自分から情報を発信しようという気はさらさらなかったのですが、人の相談に乗っているうちに、自分の勉強の復習も兼ねて、勉強法や受験期の答案(若干修正して…)なんかを公開しようと思い立ち、ブログの公開に踏み切りました。どれだけ、みなさんのお役に立てられるかはわかりませんが、とりあえず書き続けたいと思います。

 

 ところで、私の場合、短答の怖さを思い知らされ、その悪夢を振り払うべく、行政書士試験を受験しました。そこで、まがりなりにも合格という経験をしたうえで、気分よく(?)翌年の司法試験に臨むことができました。

 あくまで、ひとつの提案ですが、今年、短答式試験等で思うような結果が得られなかった人は、とりあえず、目先の目標として(最低限、憲法民法で8割)、行政書士試験を受験されてはいかがでしょうか?

  一般財団法人行政書士試験研究センターによると、今年は年8月1日申し込み開始、9月2日(インターネット申し込みの場合は8月31日)締め切りです。まだまだ間に合います。

 

 いろいろと微妙な時期ですので、押しつけがまく感じられた方もいるかとは思いますが、ご容赦ください。