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Law Practise 民事訴訟法 発展問題4:確認の利益(2)―敷金返還請求権

1. XのYに対する保証金返還請求権確認訴訟は適法か。訴えの利益の有無が問題となる。 2. 訴えの利益とは、本案判決をすることの必要性・実効性を個々の請求について審査するための訴訟要件であり、対象が無限定、判決に執行力がなく、紛争解決方法として迂…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題9:確認の利益(1)―遺言無効確認の訴え

第1.設問前段 1. X1のYに対する遺言無効確認の訴えは適法か。①当事者適格および②訴えの利益の有無が問題となる。 2.原告適格の有無 (1) 本件では、X1のみが提訴しているが、かかる提訴は適法か。遺言無効確認の訴えは固有必要的共同訴訟にあたらないか…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題8:将来給付の訴え

1. Xは、Yに対し、将来の損害に対する損害賠償請求をなしうるか。この訴えは、口頭弁論終結後に現実化される給付義務を主張するものであり(将来給付の訴え)、①訴えの利益の有無および②原告適格の有無が問題となる。 2.訴えの利益の有無 (1) 将来給付の…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題7:筆界確定訴訟

第1.設問前段 1. XのYに対する訴訟において、裁判所は認容判決をなしうるか。本件は、筆界確定訴訟であり、Xに当事者適格が認められるかが問題となる。 2. 当事者適格とは、訴訟物たる権利または法律関係について当事者として訴訟を追行し本案判決を求め…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題6:代表権と表見代理

1. Y社は、Xに対し、第一審判決の取消し(却下判決)を求め控訴を提起している(306条参照)。 2. これに対し、Yはその理由として、訴状にY代表取締役として記載されているAは代表取締役でないことを挙げている。そこで、その当否が問題となる。 (1) 民…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題5:当事者能力

1. XのY社に対する訴えは認容されるか。 2. これに対し、Y社からはXは権利能力なき社団であり、当事者能力がないことが反論として主張されることになる。 (1) 当事者能力は訴訟要件であり、当事者能力の欠缺場合、訴えは不適法となり、裁判所は却下判決…

Law Practise 民事訴訟法 基本問題4:当事者の確定

【実質的表示説】 1. Yは、Xに対し、請求異議の訴えを提起し、XA間の訴訟の判決はA死亡後になされたものであり無効判決であると主張することになる。 2. では、上記Yの主張は認められるか。XA間の判決の効力の有無が問題となる。 (1) まず、当事者の実在…